独Deutsche Telekom(ドイツテレコム)は2019年7月3日、ドイツでの5Gネットワークサービス開始に向けた準備を完了したと発表した(ドイツテレコムのブログ記事)。ベルリン、ボン、ダルムシュタット、ハンブルク、ライプツィヒ、ミュンヘンの6都市からサービスを開始し、今後18カ月内に、ドイツの主要20都市に展開するとしている。

出所:Deutsche Telekom
[画像のクリックで拡大表示]

 5G対応端末として韓国Samsung Electronics(サムスン電子)の5Gスマートフォン「Samsung S10 5G」の入手が可能となっている。「Magenta Mobil XL Special rate」プランでの購入価格は899.95ユーロ。このほか、200ユーロで自身の古いスマホと交換することもできる。早期導入者には100ユーロのディスカウント特典もある。また、料金プランの加入も可能で、月額84.95ユーロでデータ無制限プランに加入できる。将来的には、同社LTEネットワークユーザーは、5Gネットワークが使える場所では、いつでも自動的に5Gが使えるようになるとしている。

 このほか、台湾HTC Corporation製の4G/5Gマルチモードハブ「HTC 5G Hub」にも対応。同じくMagenta Mobil XL Special rateプランで、555.55ユーロで購入でき、通信料はデータ無制限で月額74.95ユーロとなっている。5G接続時は、1ユーザー当たり1Gビット/秒の平均ピーク時速度を実現できるようになるとしている。

 今回の5Gネットワークサービスと並行して、同社の運営するインキュベーション施設hubraumでは、スタートアップ18社がベルリンの5Gネットワーク環境を使って5Gアプリケーションの開発を進めている(関連記事)。これら5G関連製品の中には、スポーツイベントなどでAR(拡張現実)グラスやスマホを使って開催中の試合の追加情報を入手できるアプリや、触覚を伝えることができる手袋とVR(仮想現実)を使ったトレーニング用アプリ、工場向けの自律型ロボットなどがあるという。

出所:Deutsche Telekom
[画像のクリックで拡大表示]