TISと博報堂は2019年7月1日、AI(人工知能)を使ったアイデア作りの支援サービス「AIブレストスパーク」の提供を始めた。画面に任意のワードを入力すると、AIが関連する言葉を探して分類し、表示する。新企画を生み出したり、商品の課題を発見したりする際に役立つ。「博報堂のクリエーティブの打ち合わせ現場で実践している考え方をシステム化した」(博報堂の八幡功一エグゼクティブクリエイティブディレクター)。

ビールと関連しそうなワードを表示した例
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 新サービスは、博報堂のクリエーティブ担当者が実際に発想した例を教師データにし、TISが組み上げた。入力したワードに関連の高い言葉をAIが探す場合、インターネット上の様々なサイトをクローリングして関連ワードを拾い上げる。この際、あらゆるサイトを検索するが、「作詞家アタマ」「主婦アタマ」「ビジネスアタマ」といった表示の切り替えが可能。同機能は作詞家ならば歌詞、主婦ならば主婦ブログ、ビジネスはニュースなどのビジネス向けサイトをクローリングすることで実現した。

 連続刺激モードと呼ぶ機能もあり、入力した言葉と組み合わせたら面白そうなワードやフレーズを示してくれる。例えばビールと入力すると、「パリピビール」「ビールうp」といったワードや「モチベーションからビール」「ビール×エコロジー」などのフレーズが表示される。「脈絡がないものもあるが、自分の発想できる範囲から飛躍するには必要」(八幡氏)という。

組み合わせて面白そうなワードやフレーズも表示できる
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 利用料は月額7500円(税別)。2019年度中に3万ユーザーの獲得を目指す。今後はスマホやAIスピーカーでも検索できるようにしていく。