通信機能を備えた熱中症指数計、iPhoneでリアルタイムにデータ確認

2019/07/02 05:00
近藤 寿成=スプール

 タニタは、ブルートゥース通信機能を備えた黒球式熱中症指数計「TC-310」を2019年7月1日に発売した。気象や熱中症に関する研究機関や熱中症対策に取り組む自治体、企業などを対象とした業務用で、価格は税別3万円となる。

 TC-310は、熱中症予防の指標となるWBGT(暑さ指数)や気温、相対湿度、黒球温度の4項目を計測、記録する。計測データは本体の画面に表示されるほか、ブルートゥースによる無線通信で「iPhone」などの「iOS」対応端末に送信すれば、対応アプリでリアルタイムに確認できる。

黒球式熱中症指数計「TC-310」(出所:タニタ)
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 本体サイズは幅60mm×高さ112 mm×奥行き33 mmで、重さは約79グラム。小型の黒球式熱中症指数計として、ブルートゥース通信が可能な商品は国内初になるという。通信プロトコルを公開してシステム開発会社と連携し、企業や団体向けの熱中症予防システムの構築やサービスの展開も目指す。

 1分、5分、10分、30分、60分ごとの計測データを本体に記録でき、最大3万件の蓄積が可能。1分単位で記録した場合、約20日分のデータを保存できる。国内で販売される小型の熱中症指数計が記録できる計測データ件数と計測頻度として最多になるという。保存した計測データは、対応アプリからiPhoneなどにダウンロードできる。

 厚生労働省が実施している「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」では、職場での熱中症予防に日本工業規格「JIS B 7922」に準拠した暑さ指数計の利用を推奨しており、TC-310は同規格のクラス2に準拠する。屋内外を問わず長期間使用できるよう、高い防じん防水性能(電気機械器具の外郭による保護等級「IP65」)を備える。

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