カゴメは、ドイツのバイオズーム サービス(Biozoom services)と共同開発した野菜摂取の充足度を表示できる機器「ベジチェック」のレンタルやリース、同機器を使った健康サポートプログラムの販売を2019年7月1日に開始した。企業や自治体の健康増進支援ツールとして、健康管理や健康診断での食事指導など、さまざまな場面での活用を想定する。

ベジチェックの利用イメージ(出所:カゴメ)
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 ベジチェックは、皮膚にLEDの光を照射し、皮膚中の物質に反射して返ってくる光をセンサーで読み取る。センサーの信号を独自のアルゴリズムで読み替えて野菜摂取レベルおよび野菜摂取量の推定値を算出する。野菜摂取の充足度(0.1~12.0の120段階)や野菜摂取量の推定値(グラム)を表示する。

 アルゴリズムは、カゴメが1000人以上の従業員を対象に行った食事調査と皮膚のカロテノイドなどの測定データをベースに、バイオズーム サービスと共同で開発した。LEDを搭載したセンサーに手のひらを数十秒当てるだけで測定が完了する。利用者がその場で結果を確認できる簡便さが特徴となる。

ベジチェックの表示画面(出所:カゴメ)
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 野菜の摂取は、各種疾病の予防につながることが知られている。日本人成人の平均野菜摂取量は1日あたり約290グラムとされており、厚生労働省が目標として掲げる1日350グラム以上には届いていない。

 カゴメは「ニッポンの野菜不足をゼロにする」を目標に掲げ、野菜に関する知見を生かした健康サポートプログラムのコンテンツ開発や販売にも力を入れている。ベジチェックを健康サポートプログラムに活用することで、利用者に対し「野菜をもっと摂取する」という行動を促し、個人の健康増進や企業の健康経営推進をサポートする。