ARISE analytics(アライズアナリティクス、本社東京)とALBERT(アルベルト)は共同で、AI(人工知能)を活用した画像解析技術の精度を検証するサービス「Quick Image Analysis」の提供を開始した(ニュースリリース)。工場内での位置把握をはじめとする可視化・異常検知・状態判定に画像解析の適用が可能か否か、導入検討中の企業向けに、短期間で情報を提供するという。

 新サービスではデータサイエンティストの知見を生かし、課題解決に最適な分析モデル(タスク・アルゴリズム)を選定する。分析処理の一部を自動化し、検証期間の短縮を図る。

 国内外の最新の分析モデルを活用するのに加えて、画像増幅や色調補正、背景処理といった前処理を施し、パラメーターチューニングも実施。これらにより、その画像データから得られる解析精度を最大限に引き出せるとしている。

 精度の改善が必要な場合は、そのための要件や施策を解析結果に基づいてアドバイスする。これによって画像解析技術の業務への実装に向けた継続的な取り組みを支援。検証後に実際に業務へ適用する際には、さらなる精度改善や業務システム環境への実装、分析モデルの保守・運用などをサポートする。

 画像解析技術の導入画面としては、生産ラインにおける物体検出や不良検査の他、立入禁止エリアへの侵入検知、工場や建築現場での設備・工具・作業員の位置把握、店舗内の動線解析、駐車場や駅ホームなどの混雑レベル判定、農産物のランク判定などを想定している(図)。これらの用途に画像解析技術を使えるかどうか判断できない、導入したものの精度が低く期待した成果を得られない、といった課題の解決を支援する。

図:画像解析技術の適用例
(出所:ARISE analytics、ALBERT)
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