パナソニックは2019年6月17日、溶接や塗装などの作業を担う産業用ロボットの制御ソフト開発を手がけるベンチャー企業のリンクウィズ(静岡県浜松市)と協業すると発表した。パナソニックが製造・販売している溶接機や溶接ロボットに、リンクウィズのソフトウエアを組み合わせて販売する。

 第1弾として、複数の部品を溶接した後の目視による可否検査を自動化するソフトウエアを提供する。良品の溶接結果の3次元画像をあらかじめ登録しておくことで、その後溶接工程から出てきた部品について、溶接部分の外観を良品と比較して可否検査を自動化する。人工知能(AI)による学習機能などは備えていないという。

 リンクウィズは同日付で、パナソニックや官民ファンドのINCJ(旧産業革新機構)など6社を引受先とする第三者割当増資を実施し、計9億円を調達したことを発表した。リンクウィズは調達した資金を、ロボット制御ソフトや自動検査ソフトの開発、中国や米欧へのデモ環境や販売人員の配置などに充当する。