SUS(本社静岡市)は、入出力制御装置「SiOコントローラ」(以下、SiO)を8台まで接続して制御できるマルチI/Oコントローラー「MiO」を発売した(図1、ニュースリリース)。入出力がそれぞれ8点のSiO「同 N1」をまとめて管理して、入出力64点ずつの制御が可能になる。

図1:「MiO」(左)と「SiO-N1」(右)
専用のケーブルで接続する。(出所:SUS)
[画像のクリックで拡大表示]

 SiOは、スイッチや各種センサーなどの入力機器の信号を受け、コンベヤーやエアシリンダー、表示灯などの出力機器をオン/オフさせる制御装置。接続方法や入出力点数の異なる5機種をラインアップしており、従来の最大入出力は16点ずつだった。

 新製品のMiOは、ネットワーク対応のSiO-N1と専用ケーブルで接続することで、ネットワークを組む。これによってSiO同士の情報が共有されるため、最大入出力がそれぞれ64点の1つのコントローラーとして扱える(図2)。ケーブルは総延長100mまで接続でき、離れた場所にある機器の制御も可能だ。LAN通信機能を備えるので、パソコンなどの外部機器とも信号をやり取りできる。

図2:MiOとSiO-N1の接続イメージ
8番目のSiOの入力を1番目のSiOの条件に使うなど、全SiOの情報を共有できる。(出所:SUS)
[画像のクリックで拡大表示]

 プログラミングには、専用ソフト「MiO Programmer」を使う(図3)。同ソフトは、SiOと同じく日本語選択式のプログラミング方式を採用しており、専門知識がなくても書き込める。接続された複数のSiOに対して一括での書き込み/読み込みが可能。SiOと同じ使い勝手で入出力点数の多いネットワークを構築できるという。

図3:「MiO Programmer」の画面イメージ
英語での表示も可能。(出所:SUS)
[画像のクリックで拡大表示]

 SiOとMiOを異常検知に使えば、長距離の搬送で多数のセンサーが必要なケースにも対応しやすい(図4)。材料の残量検知に利用した場合は、複数のタンク内の残量をまとめて管理できる(図5)。

[画像のクリックで拡大表示]
図4:異常検知への適用イメージ
コンテナがラインの途中に引っかかると、ランプとブザーで知らせる。(出所:SUS)
図5:残量検知への適用イメージ
材料が少なくなると警告灯を点灯した上で、ブザーでも通知する。(出所:SUS)
[画像のクリックで拡大表示]

 MiOとSiO-N1の外形寸法は、共に幅80×奥行き35×高さ81mm。価格は、MiOが1万4800円(税別)でSiO-N1が1万800円(同)。