米FCA(FCA US)は2019年6月10日、米オーロラ・イノベーション(Aurora Innovation)と自動運転機能を搭載した商用車を共同開発する覚書に署名したと発表した。Auroraは、ハードウエア、ソフトウエア、データサービスを含む自動運転プラットフォーム「Aurora Driver」を開発する企業。両社は、レベル4の自動運転機能を有するAurora DriverをFCAの商用車に搭載するという。

(出所:Aurora Innovation)
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 Auroraは、米アルファベット(Alphabet)傘下のGoogleで自動運転部門の最高技術責任者だったChris Urmson氏、マサチューセッツ工科大学で自動運転技術を開発し米テスラ(Tesla)の「Auto Pilot」機能の開発に携わったSterling Anderson氏、米ウーバー(Uber)の先進技術センターと米カーネギー・ロボティクス(Carnegie Robotics)の創設メンバーであるDrew Bagnell氏の3人が2017年に設立した。米アマゾン(Amazon)やベンチャーキャピタルの米セコイア・キャピタル(Sequoia Capital)などが投資しており、韓国・現代自動車(Hyundai Motor)やドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen)、中国のEVベンチャー、バイトン(BYTON)などの自動車メーカーと提携している。

 Auroraは、これまでセダンやSUV、MPVといった乗用車だけでなく、クラス8(15t超)の大型トラックなど6車種にAurora Driverを搭載して開発を進めている。同社はFCAとの提携により、Aurora Driverの適用範囲がさらに拡大され、物流や輸送の様々なユースケースに合わせたソリューションを提供できるようにしたいとしている。