米セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com)は2019年6月10日(現地時間)、ビジネスインテリジェンス(BI)大手の米タブローソフトウェア(Tableau Software)を買収すると発表した。同日付で正式契約を締結した。タブローソフトウェアの企業価値は157億ドル(約1兆7000億円)で、全額株式交換による買収となる。2019年10月末までに買収を完了する予定だ。

米セールスフォース・ドットコムのプレスリリースに掲載されたイメージ
(出所:米セールスフォース・ドットコム)
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 タブローソフトウェアは、BIツール「Tableau」を提供している。エンドユーザー(企業の利用部門)が自分でデータ分析をする「セルフサービスBI」の代表的な製品だ。タブローソフトウェアが公開したブログによると、世界で8万6000以上の組織で利用されているという。日本国内でも資生堂やヤフー、パルコといった大手企業が採用している。

 「世界でナンバーワンのCRM(顧客関係管理)とナンバーワンの分析プラットフォームを1つにする。Tableauはデータの閲覧と理解を助け、Salesforceは顧客のエンゲージと理解を助ける。それぞれの世界を理解するために必要な2つの重要なプラットフォームを統合する」。セールスフォース・ドットコムのプレスリリースでは、こうしたマーク・ベニオフ会長兼共同CEOのコメントを掲載した。