介護スタッフの業務をロボットが支援、オリックス・リビングが実証実験

2019/06/07 05:00
近藤 寿成=スプール

 介護施設を運営するオリックス・リビングは、AI搭載サービスロボット「アイオロス・ロボット」の導入に向けた実証試験などを実施するコンサルティング契約を米Aeolus Roboticsと締結した。介護従事者の日常的な業務の一部をロボットが担うことで「人の手による介助」の時間を増やし、入居者への介護サービス向上を目指す。

自律型ヒューマン支援ロボット「アイオロス・ロボット」(出所:オリックス・リビング)
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 アイオロス・ロボットは、さまざまな機能を備えた自律型ヒューマン支援ロボットである。空間認識機能や物体検知能力による周辺の環境地図の作製と自律走行、2本のアームを使用した物品の運搬ができる。2018年11月からオリックス・リビングが運営する施設で、物体の検知や移動、物品の運搬などの基本的な動作確認を続けてきた。

転倒した入居者を検知した際のイメージ(出所:オリックス・リビング)
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 今回の提携により、オリックス・リビングが介護施設運営で蓄積した知見や課題解決のノウハウをAeolus Roboticsに提供し、実際の活用シーンに即したユーザビリティの向上を共同で進める。具体的には、介護施設の構造や設備を踏まえたロボットの性能評価と機能の向上、介護スタッフによるスマートフォンやタブレット端末を用いた操作性の確認、ロボットに代替可能な業務の洗い出しと実行に向けた検証などを行う。

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