日本マイクロソフトらは2019年6月5日、同社の中小企業向けERP(統合基幹業務システム)パッケージの拡販を図るコンソーシアム「Cloud ERP Partners for SMB(CEPS)」を設立したと発表した。同社が提供する中小企業向けのクラウドERP「Microsoft Dynamics 365 Business Central」の導入支援に特化した組織である。

米マイクロソフトの沼本健Corporate Vice President
[画像のクリックで拡大表示]

 日本マイクロソフトが事務局を務め、主幹事をパシフィックビジネスコンサルティング(PBC)と日本ビジネスシステムズ(JBS)の2社で担当する。2019年6月5日現在、計15社で構成している。

新組織のパートナー企業
[画像のクリックで拡大表示]

 Dynamics 365 Business Centralは財務管理や生産管理などを担うERPパッケージのクラウドサービスだ。「日本での認知度が必ずしも高くないものの、世界で実績のある製品だ」。米マイクロソフト(Microsoft)の沼本健Corporate Vice Presidentは、こう力を込める。

 新組織を通じて中小企業向けに拡販する。「今後3年間で1000社に導入する。同様に3年でコンサルタントを1000人育成する」(日本マイクロソフトの大谷健Dynamicsビジネス本部本部長)。

 日本マイクロソフトはコンソーシアムの参加企業にワークショップなどを催し、コンサルタントを育成する。主幹事の2社も人材育成に協力し、提案・導入に関するノウハウを提供する見通しだ。「PBC1社だと1年で50社に対応できるかどうか。今後3年間の目標はもちろんだが、現在の需要に応えられない」(PBCの荻田篤史取締役業務管理本部長)。新組織を通じて顧客企業の需要増に応える。

 JBSの櫻田浩執行役員は「これから1年で、コンソーシアムの参加企業を30社ほどに増やしたい」と述べる。PBCは製造業、JBSが流通への導入に強みを持つ。PBCの荻田本部長は「現在の参加企業と違った強み、例えば異なる業種や地域などに強い企業に参加してほしい」と話した。

■変更履歴
記事公開当初、「萩田篤史取締役業務管理本部長」とあったのは「荻田篤史取締役業務管理本部長」、「櫻田造執行役員」とあったのは「櫻田浩執行役員」の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2019/06/06 18:05]