認証機能のクラウドサービスを提供する米オースゼロ(Auth0)は2019年6月4日、NTTドコモなど2社からユーザー認証機能の運用を受注したと発表した。同社は法人からの認証機能の受託を拡大しており、今後も日本で顧客開拓に注力する方針だ。

日本でのビジネス拡大方針を説明した米オースゼロのユヘニオ・ペースCEO(最高経営責任者)
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 受注を明らかにしたのはNTTドコモのドローン運用管理サービス「docomo sky」向けのユーザー認証機能だ。docomo skyはドローン操縦や制御、データ解析などを支援する法人向けクラウドサービスで、2019年3月に提供を始めた。オースゼロは同サービス向けのログイン管理機能の運用を担う。

 もう1社の顧客は人材サービスのパーソルキャリアだ。求人情報など同社が個人や法人に向けて提供する複数のWebサービスで順次、オースゼロのサービスを採用するという。単一のログインサービスを複数のWebサイトに使うことでログイン手順を標準化できる。

 オースゼロはFacebookやTwitterのIDを使ったソーシャルログイン機能もクラウドで提供している。日本のサービスでこれまで対応していたNTTドコモの「dアカウント」に加え、新たにLINEのアカウントを用いたソーシャルログインに対応することも発表した。同社クラウドを使うことで、利用企業はコードを記述せずにソーシャルログインを自社Webサイトに実装できる。