住友電気工業は、欧州で焼結部品メーカー2社を買収した(ニュースリリース)。2019年5月9日、両社の株式を保有するジンターベルケ・ホールディング(Sinterwerke Holding)から全株式を取得したという。これにより住友電工は、欧州の自動車・自動車部品メーカーへの販路拡大を図る。

 買収したのは、ドイツのジンターベルケ・ヘルネ(Sinterwerke Herne、以下SWH)とスイスのジンターベルケ・グレンヘン(Sinterwerke Grenchen、以下SWG)で、いずれも焼結機械部品の製造・販売を手がける。

 SWHの資本金は600万ユーロ(約7億2000万円、1ユーロ=120円換算)で、売上高(2018年実績)は3500万ユーロ(約42億円、同)。SWGは、資本金が700万スイスフラン(約7億7000万円、1スイスフラン=110円換算)、売上高(同)が4100万スイスフラン(約45億1000万円、同)とする。

 住友電工の焼結製品事業部は、住友電工焼結合金(本社岡山県高梁市)をマザー工場として世界展開しており、現在は日系を中心とする自動車・自動車部品メーカーやエアコンメーカーなどに製品を供給している。今回の買収によって欧州メーカーにも拡販し、欧州でのシェア拡大を目指す。