NTT東日本は2019年5月22日、農業とICTの融合による地域活性化や街づくりを目指し、「NTTアグリテクノロジー」を2019年7月1日に設立すると発表した。NTT東日本にとって新会社設立は5年ぶりという。

 NTTアグリテクノロジーでは、IoTやAIを活用した環境制御や、環境・生育データを分析して収量予測などを実現する「次世代施設園芸」の拠点を自ら整備し、次世代施設園芸のノウハウを蓄積していく。まずは2020年度に山梨県中央市に自社圃場を整備し、「実証ファーム」としての圃場を運営し、順次拡大していく。

図●事業概要
(記者会見から)
[画像のクリックで拡大表示]

 自社圃場では、IoTやAIを活用した環境制御や、環境・生育データの分析による収量予測に加えて、生産から販売、労務管理や経理などのバックオフィスシステムまでの各業務プロセスのデータを統合・相互連携するシステムを活用していく。

 圃場運営については、次世代施設園芸に関するノウハウを有するサラダボウルと協業し、生産・販売・農業経営を行う。

 こうして自らの活用でソリューションの品質向上とノウハウ蓄積を図り、2020年度から「次世代施設園芸」のトータルソリューション提供を開始する。NTT東日本で培った保守・サポートのノウハウを取り入れて遠隔でのマネージドサポートやオンサイトでの故障対応を実現し、農業生産者が安心して利用できる環境を提供していく。新会社では、農業×ICTを軸とした新しい街づくりを目指す。

図●農業とICTを核に街づくりへの貢献を目指す
(記者会見から)
[画像のクリックで拡大表示]