NTTデータは2019年5月21日、AI(人工知能)に関する知見を集約したりAI専門人材を育てたりする組織「AI CoE(センター・オブ・エクセレンス)」を設立したと発表した。CoEはグループ会社を横断した仮想的な組織との位置付けだ。同社は既にシステムの開発と運用を一体で進める「DevOps」やブロックチェーンなど3つの分野でCoEを設置済み。2022年3月までにAI CoEを含む4つのCoEの技術者を現在の約1000人から5000人へと5倍に増やす。

 AI CoEはグローバルでデジタル事業をけん引する役割を担う。設立時はNTTデータとスペインの子会社のエヴェリスにいる約130人のAI人材で構成する。今後も各国のグループ会社からAI人材の参加を募り2021年度までに3000人に増やす計画だ。

 その他のCoEでも2021年度までに増員する。「Blockchain CoE」は現状の約300人から1000人に、「DevOps CoE」と「Digital Design CoE」はそれぞれ約300人を2組織で合計1000人まで増やす。2019年3月末時点で12万3000人の社員を抱えるNTTデータは、2019年度から~2021年度の中期経営計画で、グローバルなデジタル事業強化の柱の1つとしてCoEを中心とした知見・技術の集約や共有、人材の育成などを挙げている。