エー・アンド・デイ(本社東京)は、取引・証明用検定付きはかり「HV-C-K」シリーズの新製品として、ひょう量が300/600kgの大型モデルを発売した(図1ニュースリリース)。測定方式は電気抵抗線(ロードセル)式で、精度等級は3級。大きな物も測りやすくするために、表示部を上向き方向に4段階で調節できるようにした。

図1:「HV-C-K」シリーズの大型モデル
左が標準タイプの「HV-300/600KC-K」、右がプリンター内蔵タイプの「同300/600KCP-K」。(出所:エー・アンド・デイ)
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 棚卸しや入出庫管理向けに、ねじやワッシャーなどの個数を6万個まで数えられる「個数計機能」や、複数の計量結果を加算して999回まで記録し、最後に合計値を表示する「加算・累計機能」を搭載。容器を載せると自動で風袋引きして表示をゼロにする「オートテア機能」も備えており、連続した計量に対応できる。

 オプションでUSBやRS-232C出力に対応し、いずれかを2チャンネル、またはそれぞれ1チャンネルずつ装着可能。RS-232経由で、計量値要求や風袋引き、風袋引き数値入力、コンパレーターの上下限値要求・入力といったコマンドを送れるため、生産ラインにも組み込みやすいという。

 表示部には「少ない/ちょうどよい/多い」や「S/M/Lサイズ」を示す3色のLEDライトを備える(図2)。上限/下限値の入力には、コマンド以外に表示部のテンキーも使える。

図2:「HV-C-K」シリーズの新製品の表示部
(出所:エー・アンド・デイ)
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 外形寸法は幅600×奥行き943×高さ942mm、軽量皿寸法は幅600×奥行き700mm。-10~+40℃、湿度85%R.H.以下の環境で使える。最小表示は、ひょう量300kgの「HV-300KC-K」で0~150kgのときで0.05kg、150~300kgのときで0.1kg、同600kgの「同600KC-K」で0~300kgのとき0.1kg、300~600kgのとき0.2kgとしている。

 大型モデルの追加によって同シリーズは、ひょう量が3/15/60/300/600kgの5種類に増える。それぞれに標準タイプと感熱式プリンター内蔵タイプを用意しており、ラインアップは10機種となる。標準モデルは、アルカリ乾電池で約600時間の駆動が可能だ。大型モデルの価格は28万1000~37万9000円(税別)。