人事系シェアードサービスを手掛けるソフトバンク子会社SBアットワーク(東京・港)は2019年5月20日、統計解析やAI(人工知能)を用いてパワーハラスメントの発生リスクを予測するサービスを開発したと発表した。

 サービス名は「Wellness Eye Plus」で、2020年前半に提供を始める。東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野の川上憲人教授の監修の下、ハラスメント対策のコンサルティングを手掛けるクオレ・シー・キューブ(東京・新宿)と共同開発した。

 Wellness Eye Plusは従業員が選択形式の質問に回答していくことで、回答内容などから従業員のメンタルコンディション、従業員の属する組織のコンディションを可視化するサービスである。同サービスを使うにはSBアットワークが提供するストレスチェックサービス「Wellness Eye」を導入する必要がある。SBアットワークはWellness Eyeの質問項目に組織風土や上司のマネジメントスタイルなどに関する質問を追加して、パワーハラスメントの発生リスクを予測できるようにした。

 SBアットワークなどは予測精度の検証・向上やサービス仕様のさらなる検討などを目的に、Wellness Eye Plusを試験的に利用する組織を2019年5月20日から募集する。Wellness Eye Plusの料金は無償。Wellness Eyeの料金は200人以下の企業で20万円から。