韓国サムスン(Samsung Electronics)は、IoT(Internet of Things)端末に向けた無線通信機能付きSoCの第3弾として「Exynos i T100」を発表した(ニュースリリース)。今回の製品は、Bluetooth Low Energy(BLE) 5.0やZigbee 3.0.1といった近距離向けの無線通信機能を備える。

今回の新製品。Samsungの写真
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 同社は、IoT端末に向けた無線通信機能付きSoCの第1弾としてWi-Fiベースの「Exynos i T200」を2017年に(関連記事1)、第2弾としてNB-IoTベースの「Exynos i S111」を2018年に(関連記事2)それぞれ発表している。中距離カバーの前者は家電製品やスマートホーム向け、長距離カバーの後者はスマートメーターやトラッキングに向ける。

3製品の主な仕様。新製品は左端。Samsungの表
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 近距離カバーの今回の新製品は、スマートライティングや、火災/ガス警報器、温度制御に向ける。3製品は集積するCPUコアも異なる。今回の新製品は、Arm Cortex-M4を集積する。また、暗号化のハードウエアブロックとしてセキュリティーサブシステム(SSS:Security Sub System)や、ユニークなID生成に向けた複製防止機構(PFU:Physical Unclonable Function)を備える。

 Exynos i T100は28nmプロセスで製造され、動作温度範囲は-40~+125℃。現在サンプル出荷中である。量産開始時期および価格などは未公表。