GEヘルスケアとJSRが協業、整形外科領域で新サービス立ち上げ

医療の効率化と個別化医療を促進

2019/05/13 05:00
近藤 寿成=スプール

 GEヘルスケア・ジャパンとJSRは、整形外科領域におけるデジタルプラットフォーム構築と新規サービス立ち上げに向けたパートナーシップの締結で合意した。医療の効率化と個別化医療の促進を目的としたソリューションを共同で開発し、一人ひとりに合った質の高い医療を効率的に提供する「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指す。

 具体的には、GEヘルスケア・ジャパンのクラウド型画像管理プラットフォームやデジタルブランド「Edison」上のAIなどの技術や、JSRのグループ会社レキシーの3D手術シミュレーションソフトウエア「Zed Viewシリーズ」などの技術を組み合わせた新サービスを開発する。将来的には、3Dプリンティング技術につなげることで、患者一人ひとりに合った医療を効率的に提供するサービスやビジネスモデルの構築を目指す。

3D手術シミュレーションソフトウエア「Zed Viewシリーズ」(出所:レキシ―)
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 超高齢化社会を迎えた日本では、平均寿命の延伸に伴って整形外科領域での医療ニーズが増加している。一方で、医療技術の進展に伴う治療の複雑化や医師不足などから、医療品質の維持や向上が必要不可欠となっている。

 整形外科領域ではさまざまなデジタルテクノロジーが急速に普及しており、デジタルデータを活用した医療の高度化や効率化が、他の疾患領域に先駆けて広がる可能性が高いと言われている。

 このような状況のなか、プレシジョン・ヘルスの実現を目指して健康寿命の延伸に取り組むGEヘルスケア・ジャパンと、ライフサイエンス領域での個別化医療の実現へ向けて「材料技術とデジタル技術との融合」を通じた研究開発と社会実装を推進するJSRの方針が一致したことから、今回の協業の合意に至った。

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