リコー子会社で産業向け事業を手掛けるリコーインダストリアルソリューションズは2019年4月19日、動物用医薬品の製造などを手掛ける日本全薬工業と畜産農家向けの営農支援システムの販売で協業したと発表した。リコーインダストリアルソリューションズが2019年夏に販売を予定する牛群管理システム「RICOH CowTalk」に関して、日本全薬工業が持つ販売網や獣医学の知見を活用する。

 RICOH CowTalkは牛に取り付ける首輪型のIoT(インターネット・オブ・シングズ)端末と専用のアプリから成る。端末内の加速度センサーが牛の動きを検知してデータをクラウドに送ると、AI(人工知能)がデータを分析して牛の活動や異常を農家に知らせる。農家は1頭1頭の牛の状態をきめ細かく効率的に管理できるようになる。

 リコーインダストリアルソリューションズは2018年8月に畜産業への参入を発表済み。同分野ではベンチャー企業のファームノートやデザミスが先行している。