日本マイクロソフトは2019年4月18日、現場の第一線で働く「ファーストラインワーカー」の働き方改革を支援するための新施策を発表した。6月3日付で新しい組織「X(クロス)インテリジェンス・センター」を置く。

日本マイクロソフトの手島主税最高ワークスタイル変革責任者
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 小売店の店頭や建設工事現場、工場の生産ラインなどで働くファーストラインワーカーの業務は、紙の作業に依存していたり、電子デバイスを使っていても本社の基幹情報システムなどのデータとスムーズに連携できていなかったりするため、データの入力や確認に時間と労力がかかる。Xインテリジェンス・センターは顧客企業の現場と本社のデータをつなぎ、業務を進めやすくなるように支援する役割を担う。

 その過程でOffice 365などのクラウドサービスの導入拡大を図る。手島主税最高ワークスタイル変革責任者は「現場で発生するデータが分断されたままではなかなか効率化が進まない。当社は近年、セキュリティーを確保しながらデータをつなげるツールの開発に重点的に投資しており、日本企業にも使ってもらいたい」と述べた。

 プログラミングなしで現場向けのスマートフォンアプリやデータ連携フローを設計できる「PowerApps」「Flow」といったOffice 365に含まれる各種ツールを売り込む。