衛星打ち上げサービスを提供する仏アリアンスペース(Arianespace)は2019年4月18日に記者会見を開催した。同社CEO(最高経営責任者)のStephane Israel氏は、衛星打ち上げサービスの価格設定などの事業戦略について考えを述べた。

仏アリアンスペースのStephane Israel氏
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 Israel氏は、「価格設定は競合を考えて決めている。アリアンスペースと(親会社の)アリアングループの組織の効率性によってコストを削減している」と戦略的な価格設定が可能になっている理由を説明した。さらに「衛星打ち上げサービスの競合優位性は、信頼性、多様性、コストという3つの要素で構成される。この3つのパラメーターを見ると、同市場において当社が提供するオファーがベスト」との考えを示した。

 このほか、アリアンスペースは日本のスタートアップ企業のSynspectiveと同社初の衛星「StriX-α」の打ち上げ契約を同日に調印したことも報告した。StriX-αは合成開口レーダー衛星の技術実証衛星で、2020年に太陽同期軌道に投入される予定。アリアンスペースとSynspectiveは、将来の協力関係構築を目標とした、戦略的パートナーシップ契約の調印も行った。