人材サービスのビズリーチは2019年4月17日、新しい人事クラウドサービス「HRMOS(ハーモス)評価」の提供を始めた。従業員の目標設定・人事評価を頻繁に繰り返す「リアルタイム・フィードバック」の支援や、これを円滑に運用するために上司と部下が頻繁に1対1で面談する「1on1(ワン・オン・ワン)」の履歴管理といった機能が目玉だ。

(左から)ビズリーチの南壮一郎社長、同社の「HRMOSシリーズ」のユーザーであるWILLER EXPRESSの平山幸司代表取締役、GA technologiesの樋口龍社長
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 従業員が数百~千数百人規模で、事業が急成長していて人材の出入りが多い新興企業向けに売り込む。ビズリーチの南壮一郎社長は「当社自身、創業10年で従業員数が2人から約1400人まで急成長した。その過程で社内外の急速な変化に人事業務が追いつかないという課題に直面してきた」という。

 同様な問題を解決するため「HRMOS評価を開発して自社で使ってきた。今後は外販していく」(同)。既存製品である採用支援サービス「HRMOS採用管理」や、従業員データ管理サービス「HRMOS Core」との連携機能も訴求する。

 HRMOS評価の導入を検討している1社が高速バス大手WILLER EXPRESSだ。同社の平山幸司代表取締役は「運輸業界は運転手不足が深刻だ。データを基により公正な人事評価ができる仕組みを作っていきたい」と述べた。WILLERは既にHRMOS採用管理とHRMOS Coreを導入しており、紙ベースだった人事データをクラウドに集約。人事データを採用強化と離職防止につなげる取り組みを進めている。