テーマパーク運営のハウステンボス(長崎県佐世保市)、ロボティクスの製造などを手掛けるユカイ工学(東京・新宿)、ぬいぐるみの製造などを手掛けるティーエスティーアドバンス(横浜市)の3社は2019年4月16日、コミュニケーションロボット「TELLBO(テルボ)」を発表した。75歳以上の後期高齢者向け。2019年5月31日に発売する計画で、初年度に2500台の販売を見込む。

コミュニケーションロボット「TELLBO」と各種センサー
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 ハウステンボスの沢田秀雄社長は「簡単な取り扱いで安心を支える機能を盛り込み、なおかつかわいい商品づくりに取り組んだ」と話す。TELLBOは腹部にある「押」と書いてあるクマのマークを押すと、持ち主などの声を記録できる。記録後、音声そのものや音声を文字に変換したデータをスマートフォンに送信する。

 スマホに入力した文字を声に変換してTELLBOが高齢者に話しかけることも可能。「男性と女性の声から聞き取りやすいほうの声を選択できる」(ユカイ工学の青木俊介社長)。TELLBOは通信にSIMカードを使うため、高齢者にとって面倒なWi-Fiの設定が要らない。

 付属したセンサーや別売りのセンサーを使うとTELLBOは見守りロボとしても機能する。例えばTELLBOのドアセンサーで持ち主が外に出ているのかを検知したり、部屋センサーで温度や湿度などに異常が無いかなどをチェックしたりして、何かあれば登録しているスマホに知らせる。

 基本セットは音声出力や通信などを担うTELLBO本体、ぬいぐるみ、ドアセンサー、ACアダプターである。価格は3万9600円(税別)で、通信費用が月1290円(同)かかる。別売りの部屋センサーや人感センサー、鍵センサーはぞれぞれ3980円(同)。

スピーカーや通信を担うTELLBO本体はぬいぐるみに入れて使う
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