米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (Advanced Micro Devices;AMD)は、ビジネス用モバイルPCに向けMPU「Ryzen PRO」に、GPU統合型の新製品を3つ加えた(ニュースリリース1)。同社はビジネス用モバイルPC向けGPU統合型Ryzen PROの第1世代品を2018年5月に発表しており(関連記事)、今回の新製品はその第2世代品となる。

 3つの新製品は「Ryzen 7 PRO 3700U」、「Ryzen 5 PRO 3500U」、「Ryzen 3 PRO 3300U」である。さらに今回、ローエンド製品として「Athlon PRO 300U」も加えた。4製品はいずれも、12nm FinFETプロセスで製造し、グラフィックスは「Radeon Vega」を搭載している。

4つの新製品の主な仕様。AMDのスライド
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 4製品の主要スペックは、2019年1月に同社が発表した民生用モバイルPCに向けた、Radeon Vega統合型Ryzen/Athlonの第2世代品と同じ(ニュースリリース2)。これらの民生向け製品に、PRO向けの拡張であるセキュリティー機能や管理機能を加えたのが今回の新製品である。なお、PRO製品が今回提供されるのはTDP(熱設計電力)が15Wの「Uモデル」のみ。民生向けには提供される、TDPが35Wの「Hモデル」のPRO製品はない。

 今回の新製品を搭載したビジネス用モバイルPCは、米HPおよび中国レノボ(Lenovo)から2019年第2四半期中に出荷開始の予定である。また、その他の OEM(相手先ブランドによる生産)製品やプラットフォームは2019年内に出荷開始の予定だという。