住友重機械工業は、メキシコ子会社のSM-Cyclo De Mexicoがケレタロ州に小型汎用減速機の組立工場(以下、ケレタロ工場)を開設したと発表した(図1、ニュースリリース)。既存の3拠点とともに供給体制を構築し、メキシコ全土での顧客満足度を高める。

図1:SM-Cyclo De Mexicoのケレタロ工場外観
(出所:住友重機械工業)
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 ケレタロ工場の敷地面積は1700m2で、建物面積は1000m2。小型汎用減速機「ハイポニック減速機」の組み立てを担う(図2)。メキシコシティー、モンテレイ、グアダラハラに次ぐメキシコ4番目の製造拠点となる。

図2:「ハイポニック減速機」
(出所:住友重機械工業)
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 ケレタロ州とグアナファト州、アグアスカリエンテス州、サン・ルイス・ポトシ州の4州にまたがるバヒオ地区は、メキシコシティーの北側に位置するメキシコ中部の戦略的経済エリア。同地区には近年、自動産業が集積し、多数の海外企業が進出。日系企業の製造拠点を中心に、住友重機械工業の減速機が多く稼働しているという。同社はケレタロ工場を活用し、同地区でのシェア拡大を図る。

 SM-Cyclo De Mexicoは住友重機械工業の100%子会社で、減速機の製造から販売、サービスまでを手がける。設立は1993年8月、2019年3月末時点で140人が就業している。