KDDI(au)は2019年4月4日、QRコード決済サービス「au PAY」を4月9日に提供開始すると発表した。コンビニエンスストアや飲食店など対象店舗で、スマホに表示されたQRコードをPOSレジや専用端末で読み取ると支払いができる。利用者の「au WALLET アプリ」内の機能として用意する。

QRコード決済「au PAY」の利用イメージ。利用者のスマホ画面(左)に表示されたQRコードを加盟店の端末(右)で読み取る
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 支払いには「au WALLET 残高」を使う。au WALLETはプリペイドカードやクレジットカードとしては2014年にサービス提供を開始している。「1000億円を超える残高がある」とKDDIの取締役執行役員専務の東海林崇コンシューマ事業本部長は話す。ここでの残高とは、2019年2月時点におけるすべての利用者のau WALLET (チャージ)残高とau WALLET ポイント残高の合計相当額を指す。

 「au WALLET 残高」へのチャージは、「au WALLET ポイント」や「au かんたん決済(通信料金合算支払い)」、じぶん銀行などのクレジットカード、au ショップやローソンの店頭などの方法がある。2019年夏以降、セブン銀行のATMにおける現金によるチャージや、残高不足時に不足額を自動でチャージする「au かんたん決済(リアルタイムチャージ)」に対応する。

 まずはauの携帯電話契約者の利用を狙う。auの携帯電話契約者は月々の利用料金支払いなどですでにau WALLET ポイントがたまっているケースが多いためだ。スマホ利用に加え、「auでんき」や「auひかり」、Eコマースの「Wowma!」などのサービス利用者は、月々の利用で自然にポイントがたまっている可能性が高い。「ポイントをスマホの機種代や月々の利用料金支払いに使う利用者が多かったが、これからはチャージして日々の買い物などで使ってもらえる。身近な財布のようなサービスを目指したい」と東海林コンシューマ事業本部長は話す。