小型で高精度のポンプモジュール、インスリンポンプなどに応用へ

セイコーインスツルがMEDTECで公開

2019/03/26 16:45
河合 基伸=日経 xTECH/日経デジタルヘルス

 セイコーインスツルは、最小吐出量が0.01μLと微量の送液ポンプモジュールを試作し、「MEDTEC Japan 2019」(2019年3月18~20日、東京ビッグサイト)で公開した。インスリンポンプやDNAシーケンサー、生化学自動分析装置、自動血球分析装置などへの応用を見込む。

微量送液ポンプモジュールの試作品
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 既存のインスリンポンプの最小吐出量は0.5μL程度だという。これを0.01μLまで微量にすることで、必要な量に応じてきめ細かく吐出できるようにした。0.5μLを1時間に20回吐出する実験をしたところ、48時間後の累積吐出量の誤差は-2.5%にとどまった。

連続で吐出した際の誤差も少ない
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 機械式腕時計などで培った小型モーターやギアトレイン、リードスクリューの組み合わせで、小型で高精度の送液を実現した。現在の試作品の外形寸法は50mm×28mm×16mmだが、さらなる小型化を検討していく。金属部分をプラスチックに変えるなどして低コスト化も目指す。

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