米連邦通信委員会(Federal Communications Commission、FCC)は2019年3月15日、95GHzを超える周波数帯での新技術開発やサービス展開に向けた新ルールを発表した(FCCのニュースリリース)。データ集約型の高帯域幅アプリケーションなど、革新的な開発を手掛ける企業やイノベーターを後押しするものになるとしている。

 今回の決定では、実験用のライセンスとして、最大10年間利用可能な95GHz~3THzの周波数帯が用意されるほか、21.2GHzの周波数帯をライセンス不要領域として開放する。宇宙研究や大気観測といった既存の研究の妨げにならない範囲において、自由に実験できる周波数帯として利用可能にするとしている。

 同日開催されたFCCのOpen Agenda Meetingでは、ニューヨーク大学教授で、同大5G向けミリ波研究センター「NYU WIRELESS」の所長でもあるTed Rappaport氏が講演。「今回の決定は6G(第6世代移動通信システム)の幕開けとなる重要で歴史的なものになるだろう」と述べている。この講演資料(PDF形式)は、FCCのプレゼンテーション資料公開サイトから参照可能。また、Open Agenda Meeting での同氏講演の様子は、NYU WIRELESSのニュースリリースから視聴可能となっている。

出所:NYU WIRELESS
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