韓国サムスン(Samsung Electronics)は、容量12GバイトのLPDDR4X型DRAMモジュールの量産を開始した(ニュースリリース)。同社によれば、業界最大容量のモバイルDRAMだという。

今回の新製品。Samsungの写真
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 今回発表された12GバイトのLPDDR4Xは、1y-nmプロセス(第2世代の10nmクラスプロセス)で作った16GビットLPDDR4X型DRAMダイ(転送速度は4226Mビット/秒)を6枚積層してパッケージに収めたものである。同社は2016年9月に1x-nmプロセス(第1世代の10nmクラスプロセス)で作る8GバイトのLPDDR4X型DRAMの量産を開始し、2018年7月に1y-nmプロセスで作る8GバイトのLPDDR4X型DRAMを発表した(関連記事)。これらの8Gバイト品は、16GビットのLPDDR4X型DRAMダイ(転送速度は4226Mビット/秒)を4枚積層している。

モバイルDRAMの軌跡。Samsungの表
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 今回の新製品は、18年7月に発表の8Gバイト品と同じダイを4枚から6枚に増やして、モジュールの容量を8Gバイトから12Gバイトに上げた。新製品の12Gバイト品で利用できる帯域は34.1Gバイト/秒で、18年7月の8Gバイト品と同じである。

 同社は2029年の第2四半期中に、1y-nmプロセスを利用した8Gバイト品/12Gバイト品の出荷量を現在の3倍以上にする計画である。