シーメンスヘルスケアは、新型3T(テスラ)MRI「MAGNETOM Lumina(マグネトム ルミナ)」と、1.5T MRI「MAGNETOM Altea(マグネトム アルティア)」の2機種の販売を開始した。

3T MRI 「MAGNETOM Lumina」(左)と1.5T MRI 「MAGNETOM Altea」(右)
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 既存の3T MRI「MAGNETOM Vida」から継承した技術コンセプト「BioMatrix Technology」を搭載する。「BioMatrix Sensors(バイオマトリックス センサー)」や「BioMatrix Coilshim(バイオマトリックス コイルシム)」を備え、被検者の生理学的な特性によらず、再現性の高い画像を安定的に得られるのが特徴になる。

 BioMatrix Sensorsは、被検者が寝台に寝るだけで、装置に内蔵された呼吸センサーが自動的に呼吸状態をモニタリングし、呼吸同期撮像への応用が可能になる。BioMatrix Coilshimは、局所的な磁場の乱れを高精度に補正することを目的に、頭頚部用コイルに専用のシムコイルを内蔵する。

BioMatrix Coilshimのイメージ
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 MRI検査の生産性を向上する機能としては、撮像スピードを高速化する「Turbo Suite(ターボ スイート)」と、検査ワークフローを改善する「BioMatrix Select&Go(バイオマトリックス セレクト&ゴー)」を採用する。より多くの被検者に、負担の少ないMRI検査を提供すると同時に、投資収益率の改善で病院経営をサポートする。

BioMatrix Select&Goのイメージ
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 Turbo Suiteは、高速撮像方法を総合的に組み合わせて使用できるように設計された高速撮像パッケージである。2D撮像と3D撮像のどちらにも適応可能で、検査の撮像時間を短縮する。BioMatrix Select&Goは、ガントリ搭載のタッチパネルに高精度な被検者の体形モデルを採用し、ポジショニングにかかる時間を30%短縮してスループットを向上する。さらに、従来よりも被検者のそばで行う操作が増えることから、安心感のある検査につながるという。