韓国・現代自動車(Hyundai Motor)は2019年3月12日、3月末に発売する新型「Sonata」に第3世代のプラットフォームを実装したと発表した。新しいプラットフォームは、従来のプラットフォームの利点を残したまま低重心化し、安定性を強化した。同社は、Sonataを皮切りに第3世代プラットフォームを徐々に他のモデルにも採用していくという。

現代自動車の第3世代プラットフォーム
(写真:Hyundai Motor)
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 第3世代プラットフォームは、超高張力鋼板を熱間プレスしたマルチロードパス構造を採用したことで衝突安全性を高めた。衝突時に車両が吸収するエネルギーが増加し、室内に伝わる衝撃を最小限に抑えつつ、熱間プレス材を多用することで室内の変形を防いだという。また、スモールオーバーラップ衝突時にタイヤが外側に移動する設計を採用し、車両のスピンを抑止して2次衝突を防ぐ。

3月末発売の「Sonata」に採用
(写真:Hyundai Motor)
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 同社の次世代エンジン「Smartstream Powertrain」と組み合わせることを念頭に開発され、空気の流れを制御する構造を採用した。エンジンルームへの吸気量と放熱性を向上し、車両下部の空気の流れを安定させて空気抵抗を最小限に抑えた。これによりエンジン効率と出力の向上を見込める。横方向の剛性を高めステアリングをホイールの中心に近づけることで機敏なハンドリングを可能にしたという。また、振動の影響を受けやすい部品に強化防音システムを採用し、騒音や振動を低減した。