アプリケーション性能監視のクラウドサービスを手掛ける米ニューリリック(New Relic)は2019年3月14日、日本市場への本格進出を発表した。同日に日本で初開催したプライベートイベントを皮切りに、2018年8月設立の日本法人による直接販売を強化する。

米ニューリリック(New Relic)のルー・サーニーCEO兼創業者
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 ニューリリックは、アプリケーションの性能を左右するインフラの稼働状況を可視化するクラウド型運用監視サービス。サーバーやミドルウエアの依存関係を可視化し、「アプリケーション性能の状況を把握できるのが強み」(New Relicのルー・サーニーCEO兼創業者)。料金は、監視対象のCPUコア数やメモリー容量に応じた従量課金。例えば「New Relic APM」サービスでAmazon EC2のm1.small仮想マシンを対象にした場合は、データ保持期間が3日間の「Essentials版」で月額16.87ドルから。

New Relic日本法人の小西真一朗社長
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 2018年10月にNew Relic日本法人社長に就任した小西真一朗氏は同日、今後10年間の国内戦略を明らかにした。既に500社を超えた国内顧客を「数年で数千社に増やす」(小西社長)。デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援をかけ声に、世界で2割弱にとどまる大企業の比率を日本法人による直販で上げていく。従業員数は「数年内に数十から100人超に増員する」(同氏)という。

New Relicの日本市場における戦略
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