博報堂DYメディアパートナーズは2019年3月14日、地域密着型の音声ニュースサービスの実証実験を3月15日に開始すると発表した。ニュースサービスのコンテンツの提供とサービスの運営は河北新報社が行う。

 ナビゲーター(例えば河北新報社のマスコットキャラクター「かほピョン」)と対話をしながら、ニュースなどの音声コンテンツ(合成音声)を提供していく。東北地方に暮らす全ての人々に寄り添う新しいコミュニティの形成を目指す。対応デバイスは、スマートスピーカーからスタートし、随時拡充していく予定。

 このサービスでは、博報堂DYメディアパートナーズが東京理科大学理工学部 大和田研究室と共同開発し、2018年2月23日に発表した「ニュース記事自動要約システム」(複数の尺度で指定の長さに要約する機能に加えて、記事の書き言葉を読み言葉に変換する機能を実装)に改良を重ねたものを活用する。また音声体験の設計は博報堂の博報堂Voice UIプロジェクトチームが、シニア向けサービス構築のアドバイザリーは、2018年12月に設立された博報堂シニアビジネスフォースのSenior’s Digital Activatorが担当する。単純に新聞記事の要約を合成音声で流すのではなく、ナビゲーターとの対話形式を取り入れるなどしたうえで、UIを磨くなどして、地域の住民により親しみやすいサービスの実現を目指す。

図●サービス構成イメージ
(発表資料から)
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 実証実験を通じて、ユーザーの利用実態を定量・定性両側面から把握しながら、最適なコンテンツの数や長さ、コンテンツのカテゴリ、配信頻度、配信時間、配信デバイスなどを検証し、UIを継続的に改善していく。2019年内の本サービス化を目標とする。