妊産婦がエコー画像をスマホで確認、富士通とNTTドコモが新サービス

2019/03/12 14:53
清嶋 直樹=日経 xTECH/日経コンピュータ

 富士通とNTTドコモは2019年3月12日、妊産婦への情報提供を支援する「妊婦健診 結果参照サービス」を始めると発表した。既に産科の3医療機関で試験導入しており、4月1日から本格的に販売する。今後5年間で600医療機関への導入を目指す。

富士通第二ヘルスケアソリューション事業本部ビジネス戦略統括部の山田直樹統括部長(左)と、NTTドコモスマートライフビジネス本部ライフサポートビジネス推進部の村上伸一郎部長
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 富士通第二ヘルスケアソリューション事業本部ビジネス戦略統括部の山田直樹統括部長は「出生率の低下で産科医療機関同士の競争が激しくなっている。アプリを使って妊産婦が手軽に情報を確認できる新サービスを使えば、他院に対する差異化につなげられる」と説明した。

スマートフォンで妊婦のエコー画像を表示したところ
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 医療機関は新サービスを使って、胎内を映したエコー画像や検診結果を電子カルテシステムから富士通の「健康医療情報管理基盤」に送る。妊産婦はNTTドコモが提供するスマートフォン用の「母子健康手帳アプリ」から富士通の基盤を通じてエコー画像や検診結果をいつでも参照できる。富士通製以外の電子カルテシステムの画像も利用できる。

 産科の医療機関が支払う初期費用は個別見積もり、月額費用は3万円(税別)から。妊産婦は無料で利用できる。