大日本塗料(DNT)は、西武鉄道の新型特急車両「Laview」の車体外装用塗料に、DNTの金属調塗料「スーパーブライトNo.2000」が採用されたと発表した(ニュースリリース)。

図1 西武鉄道の新型特急「Laview」
(出所:大日本塗料)
[画像のクリックで拡大表示]
図2 Laviewの車体外装
(出所:大日本塗料)
[画像のクリックで拡大表示]

 Laviewは、現行の「ニューレッドアロー」に代わり、西武鉄道が25年ぶりに投入した新型特急車両で、建築家の妹島和世氏が内装・外装のデザインを監修した。2019年3月16日から営業運行を始める。その外装にメタリック調の塗料であるスーパーブライトNo.2000を採用した。No.2000はこれまでクルマのアルミホイールやホイールカバーなど、自動車部品の内外装品に使われていた。DNTが鉄道車両の塗料を手掛ける中で、No.2000の採用は今回が初めてという。

図3 DNTが塗料を手掛ける鉄道車両
「第9回高機能素材Week」(2018年12月5~7日、幕張メッセ)で展示した。
[画像のクリックで拡大表示]

 No.2000は、非常に細かな粒子のアルミニウム合金粒子を含んでおり、その配向をそろえるとともに、黒の下塗りの上に金属光沢塗料、透明層を重ねた3層構造となっているのが特徴。これにより従来の金属調塗料に比べて塗装面が平滑かつ高輝度を実現し、塗装によってクロムメッキの質感が出せるという。

図4 スーパーブライトNo.2000の塗膜
(出所:大日本塗料)
[画像のクリックで拡大表示]

 DNTは、これを機に、自動車の内外装部品に加えて弱電製品などの幅広い分野への展開を図りたいとしている。