完全オンラインで体重減少を支援、アプリやIoT活用

キュア・アップの「ascure STEPS」

2019/03/08 05:00
近藤 寿成=スプール

 キュア・アップは、生活習慣改善による体重減少プログラム「ascure STEPS」(アスキュア ステップス)を、2019年4月に開始すると発表した。アプリやIoTワイヤレス体重計、オンライン指導などを活用して「完全オンライン」でサービスを提供する。

 キュア・アップは、ニコチン依存症(禁煙)やNASH(非アルコール性脂肪肝炎)、高血圧治療アプリなど、アプリを用いた行動変容に関する研究開発に取り組んできた。ascure STEPSは、これらの取り組みを通じて得た知見に基づいて開発した「生活習慣改善プログラム」で、特定保健指導に対応している。

「ascure STEPS」のイメージ
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 ascure STEPSは、東京大学医学部附属病院消化器内科と開発・臨床試験中のNASH治療アプリから得られた体重減少へのアプローチの蓄積をもとに、健保組合や企業の人事など産業保健の領域で使いやすい形に再設計した。アプリから得られる膨大なデータをアルゴリズムで解析して、行動と認知を改善することで悪い行動の再発(リバウンド)を防ぐ。

 アプリと連動するIoTワイヤレス体重計を提供することで、体重計に乗るだけで手間なくアプリとデータ連携できるようにした。キュア・アップ所属の指導員がアプリや体重計から得られるデータを確認。オンラインのビデオ通話による個別の指導やカウンセリングを実施する。参加者は通う負担がないため、始めやすく、継続しやすい利点がある。

 ascure STEPSはCBT(認知行動療法)のアプローチを用いた「スタートプログラム」「習慣化サポート」「習慣化マネジメント」という3つのステップで進行し、体重減少を促進する。生活習慣改善の努力対象を絞ることで成果が出やすい「弱点」を参加者ごとに特定し、「最小の努力で最大の成果」の創出を実現していく。

 生活習慣の改善指導(特定保健指導に対応)にテクノロジーを最大限活用することで、アプリやデバイスの新規性から従来のプログラムでは参加しなかった層の関心を引き、実施率の向上に寄与する。すでに特定保健指導の対象となる被験者ベースのテストでは、従来の特定保健指導を大きく上回る体重減少を実現しているという。キュア・アップはこのプログラムを通して、健康経営やデータヘルス計画を強力に支援していく。

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