テルモは、糖尿病患者の血糖管理をサポートする持続血糖測定器「Dexcom G4 PLATINUMシステム」(デクスコム G4 プラチナムシステム)を全国の医療機関向けに発売した。持続血糖測定器で世界トップシェアの米国デクスコム社が製造した製品で、テルモが日本での独占販売権を有する。

持続血糖測定器「Dexcom G4 PLATINUMシステム」。左からモニター、トランスミッター、センサー(センサーは、貼付するための器具を含む)
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 Dexcom G4 PLATINUMシステムは、センサーを腹部などに貼り付け、皮下の間質液中のグルコース濃度を連続的に測定する医療機器である。測定値を専用端末のモニターに表示し、患者はリアルタイムでグルコース濃度の変動を確認できる。

 測定範囲は40~400mg/dL、センサー使用期間は7日間、較正はスタートアップ終了後2回と初回キャリブレーションから12時間ごと、精度(MARD)は10%以下となる。さらに、低血糖時と高血糖時にアラートを出す安全機構も備えている。

着用イメージ
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 得られた情報は、汎用コンピューターやインターネットを経由して専用ソフトウエアに送ることで、コンピューターにも表示できる。これらの情報から、糖尿病管理を最適化するために必要な血糖値変動パターン情報を提供する。

 糖尿病は、合併症によって足潰瘍、失明、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こす可能性がある。今回の持続血糖測定器とテルモの血糖自己測定器やインスリンポンプを組み合わせて提案し、糖尿病患者のQOL(Quality of life:生活の質)向上を目指す。