創薬・デジタルヘルス向け91億円の投資ファンド

新生キャピタルパートナーズが設立

2019/02/28 12:10
河合 基伸=日経 xTECH/日経デジタルヘルス

 新生キャピタルパートナーズは、創薬やデジタルヘルス分野のベンチャー企業に対する投資と成長支援を行うファンド「New Life Science1号投資事業有限責任組合」を設立した。主な出資者は、中小企業基盤整備機構や第一生命保険、新生銀行、南都銀行、ヤマサ醤油のほか、機関投資家や学校法人など。総額は91億円で、今後も投資家を募り100億円超を目指す。

ファンドのスキーム図
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 創薬分野のベンチャー企業10社ほど(1社あたり5~10億円)、デジタルヘルス分野のベンチャー企業10社ほど(1社あたり1~2億円)への投資を見込む。2019年3月に創薬分野の4社ほどへの投資を計画しており、デジタルヘルス分野への投資は同年4~5月になりそうだという。投資チームは金融系と製薬系の出身者で構成する。

 デジタルヘルス分野の投資対象のイメージとして、(1)ITを活用して医療分野の効率化、医療費の削減に貢献する企業、(2)ビッグデータを活用した疾患リスク分析などを行う予防医療に関する企業、(3)治療アプリなどを活用して医薬品の低減に貢献する企業、(4)AIを用いた遠隔診療、画像診断技術を開発する企業、(5)VR、ブロックチェーンなどを活用した医療機器、医療情報に関する企業、を挙げた。