ネットワーク管理や光セキュリティー関連技術を提供する米VIAVI Solutionsは2019年2月18日、世界各地で次々とサービス開始される5Gネットワークの動向を調査したレポート「The State of 5G Deployments」を発表した(ニュースリリース)。同レポートは、同社が運用する世界のインターネットサービスを網羅するビジュアルデータベース「Gigabit Monitor」のガイド資料としても提供されている。

 The State of 5G Deploymentsによると、当初2020年からとされてきた商用5Gサービス提供開始が、2018年の時点で、移動通信と固定無線を含め、既に13件開始されている。また、2019年にはその3倍以上の42の新サービスが開始されると予測しており、併せて55の5Gネットワークが2019年末までに実用化されるとしている。地域別でみると、欧州で21カ所、中東およびアフリカで14カ所、アジアで10カ所、南北アメリカで8カ所、オーストラリアで2カ所となっている。

出所:VIAVI
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 また、2018年初めの時点では、5G関連のフィールド試験を行っていると公表するプロバイダーはわずか28社にすぎなかったが、その後急激に5Gサービス提供計画が加速したとする。その一方で3GPPの5G仕様標準化完了予定は2020年となっている(関連記事)ことも指摘。プロバイダー各社は最終的なアーキテクチャーや詳細仕様を注意深く見守りながらサービス展開を進めていく必要があるとしている。

 なお同社は、本レポートのインフォグラフィックスを作成し、次のサイトで公開している(「The State of 5G Deployments」のインフォグラフィックス)。

出所:VIAVI
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