「2019年は日本型デジタルトランスフォーメーション(DX)のフレームワーク作りに注力する」。SAPジャパンの福田譲社長は2019年2月21日、2019年のビジネス戦略についての記者会見でこう話した。

SAPジャパンの福田譲社長
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 どのような手順で何をすれば、日本企業がスムーズにDXを推進できるかをまとめるという。一例を挙げると、まずDXを推進したい企業の社長をシリコンバレーに連れていき、世界最先端のテクノロジー企業の現状を伝える。その後、役員全員もシリコンバレーに送り込み、デザイン思考を取り入れた会議でアイデアを出す。帰国後にDXを推進するプロジェクトメンバーをアサインし、プロトタイプの製品・サービスの開発に乗り出す、といったことだ。

 「これまで試行錯誤をしながら、顧客企業のDXを支援してきた。会社全体を上手にDXの軌道に乗せるためのノウハウを当社は持っている」(福田社長)。

 こうした「日本型デジタル変革のフレームワーク作り」のほか、「次世代企業ITアーキテクチャとしてのインテリジェントエンタープライズの普及」「協働イノベーション」を加えた3項目を、2019年の重点テーマにする。