台湾Holtek Semiconductor(ホルテック)は、家電製品に向けたMCUの新製品「HT66F2740」を発売した(ニュースリリース)。12V出力が可能で、リレーやブザーなどを直接駆動できる。

 既存MCU「HT66F2730」(以下、既存品)の拡張製品である。新製品は既存品と同様に12Vの入出力が可能な短絡防止機能付きHVIO(High Voltage I/O)ピンを10本備えており、これを利用して12Vのリレーやブザーなどを直接駆動可能とされる。5VのLDOも搭載しており、LEDなどを直接駆動することも可能である。これらを利用して小型の家電機器の電源管理あるいは表示部などを構成可能と同社は説明する。

新製品の機能ブロック図。Holtekの図
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 新製品のCPUは既存品と同じく、16MHz動作の8ビットRISCコア。RISCコアの命令数は115(既存品は63)、サブルーチンのネストは最大8レベル(既存品は4レベル)。新製品のフラッシュメモリー容量は8Kバイト(既存品は4Kバイト)。SRAM容量は256バイト(既存品は128バイト)。EEPROM容量は128バイト(既存品は64バイト)。新製品は周辺回路として8チャネル入力の12ビットA-D変換器や、SPI/I2C/UARTとして利用できるUSIM(Universal Serial Interface Module)、PWM機能付きタイマーなどを集積する。

 HT66F2740は16ピンNSOP-EP、24ピンSSOP-EP、及び24/28ピンSOPの各パッケージで提供される。価格及び提供開始時期などは未公開。