韓国Samsung Electronics(サムスン)は、ディスプレードライバーICの新製品「S6CT93P」を発表した(ニュースリリース)。新製品の最大の特徴は、8K解像度に対応することである。

今回の新製品。Samsungの写真
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 今回のS6CT93Pは、現時点では事実上Samsung独自規格と言える「USI-T(Unified Standard Interface for TV) 2.0」に準拠している。USI-T 1.0ではパネル内部のリンク速度は最大2Gビット/秒だったが、USI-T 2.0では4Gビット/秒になった。これにより65インチ以上のパネルサイズの8Kディスプレーであっても、部品コストを最小に抑えられると同社は説明する。

 また新製品は、スマートイコライザーを備えており、タイミングコントローラーとDDIとの双方向チャネルを利用することで、パネル内の全DDIを同時・並列でプログラム可能である。これで、各DDIごとに人手で調整する必要がなくなり、ビットエラーの発生が抑えられたり、パネル生産時のリソースを削減できたりするという。

 S6CT93Pは現在サンプル出荷中。また同社によるUSI-T 2.0のライセンス供与も同時に開始されている。