米国のCS(顧客満足度)に関する調査会社、J.D.パワー(J. D. Power and Associates)は2019年2月13日、2019年の米国自動車耐久品質調査「2019 Vehicle Dependability Study(VDS)」を発表した。ブランド別ランキングでは、トヨタ自動車の高級車ブランド「Lexus」が8年連続で1位となった。また、2位にはトヨタの大衆車ブランド「Toyota」と、ドイツ・ポルシェの「Porsche」が同スコアで並んだ。

ブランド別ランキング
(出所:J. D. Power and Associates)
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 調査は、2016年モデルを新車で購入して3年経過したユーザーを対象に、最近12カ月以内に経験した不具合や不満点を調査したもの。8分野に渡る177項目について不具合の有無を調べ、100台当たりの不具合指摘件数(PP100)をスコア化した。数値が低いほど品質が良い。2018年10~12月に調査を実施し、3万2952人から回答を得た。

乗用車部門セグメント別上位3モデル
(出所:J. D. Power and Associates)
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 業界平均スコアは136ポイントで2018年より6ポイント改善した。2018年は2017年比で14ポイント改善していたため、改善スピードは落ちている。高級車の平均は141ポイント、大衆車平均が135ポイントとなり、VDS調査を開始してから30年間で初めて大衆車が高級車より耐久品質が良いという結果になった。

SUV、バン、ピックアップ部門セグメント別上位3モデル
(出所:J. D. Power and Associates)
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 今回の調査では、ドイツのブランドの多くが大幅に改善し、すべて業界平均を超えた。また、2019年の「Most Dependable Model(最も耐久品質が良いモデル)」は「Porsche 911」となった。Most Dependable Modelを選ぶのは今回が初めて。