PwCあらた監査法人は2019年2月15日、「テクノロジーの活用によるグローバルガバナンスの強化」をテーマにした記者向け説明会を開いた。日本は先進国の中でもリスクやコンプライアンスに関する情報の一元管理が遅れていると指摘した。

 説明に立った熊田淸志リスク・コンプライアンス・アナリティクスシニアマネージャーはAI(人工知能)を使った取り組みの例として、膨大な文書から監査対象を分類し、それらから抽出した必要な情報の間に矛盾がないかをチェックする手法を紹介した。加えてプロセスマイニングによって業務プロセスを可視化する方法を、画面イメージともに紹介した。

熊田淸志リスク・コンプライアンス・アナリティクスシニアマネージャー
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 続いてリスクやコンプライアンスなどに関する基本情報やそれを管理する機能を一元化したGRC(Governance Risk Compliance)ツールを解説。日本は先進国の中でもGRCツールの導入が後進的だと指摘した。導入プロジェクトの進め方の例や、適用業務の抽出方法なども解説した。