JR東海は2019年2月15日、東海道新幹線が停車する東京駅や新横浜駅など全17駅で、一部の券売機が使えなくなったと明らかにした。JR東日本やJR西日本などでも同じようなトラブルが起こっている。JR西日本によると、2月14日夜にJRグループの旅客販売総合システム「MARS(マルス)」を改修しており、今回のトラブルとの関連性を調べている。

JR東海の新幹線座席のネット予約サービス「エクスプレス予約」でも注意喚起した
(出所:JR東海)
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 JR東海によると、マルスにつながる「指定席券売機」の一部で、新幹線の自由席特急券のみを往復で購入しようとすると、処理の途中で券売機が停止したという。「指定席券売機で往復分の購入操作をできないように設定を変更し、券売機の稼働を順次再開している」(JR東海)。JR東海はマルスを管理する鉄道情報システムに原因などの調査と分析を依頼している。

 15日午後1時ごろ、東京駅にあるJR東海の新幹線券売機は数台が発券できなくなっていた。駅員は券売機を再起動しながら、貼り紙をするなどして、往復自由席を求める客に窓口での購入を促していた。ある駅員は「新幹線の自由席特急券の往復を買うと電源が落ちてしまうことがある。(複数の世代がある券売機のうち)新しいタイプの券売機で不具合が出ているが、問題はシステムのほうにあると聞いている」と説明した。

東京駅にあるJR東海の券売機。一部が「発売停止中」となり、横に注意文を掲出している
(2019年2月15日午後1時ごろ)
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