日本ケーブルテレビ連盟とオンライン動画配信サービス「Hulu」を運営するHJホールディングスは2019年2月14日、ケーブルテレビ業界とHuluが全国規模で連携すると発表した。

 ケーブルテレビ業界の共通ID連携基盤「ケーブルIDプラットフォーム」を利用し、同プラットフォームに対応済みの局から順次、Huluの販売を開始する。ケーブルテレビ利用者がHuluに入会する場合、ケーブルIDとひも付けすることでHuluの新規入会手続きが簡単になり、月額料金をケーブルテレビの各種料金とまとめて支払えるようになる。

 2019年3月15日以降に準備が整った連盟会員の一部ケーブルテレビ事業者から、先行的に順次取り組みを開始する。本格的な展開は2019年6月ごろとなる予定。パソコンやスマートフォン、タブレットなどに加えて、各ケーブルテレビ局が準備するHuluが視聴可能なセットトップボックス(STB)を利用してテレビでも視聴できるようになる。STBに搭載したHuluアプリを立ち上げて視聴する。導入局では、Huluの新規申込特典に加えて、割安なセットプランの提供も検討している。

 日本ケーブルテレビ連盟の吉崎正弘理事長は、「ケーブルテレビ業界は現在、OTT(Over The Top)事業者を敵ではなく連携していきたい相手と考えている。Huluがその第1弾である。既に複数の事業者と交渉を始めている」とした。