クラウド型の監視カメラサービスを提供するセーフィー(東京・品川)は2019年2月14日、飲食・小売業の店舗の生産性向上を支援するサービスに乗り出すと発表した。店舗オペレーションのコンサルティングを手掛けるトリノ・ガーデン(東京・港)と共同で提供する。カメラで撮影した店舗内の映像を基に課題を抽出し、解決策の提示とカメラ映像に基づく定期的なチェックで改善を促す。

 同日、「Safie オペレーション向上サービス powered by tollino-garden」の名称で始めた。セーフィーは、ネットワーク接続機能を備えた監視カメラの映像を蓄積し、スマートフォンやパソコンから確認できるクラウドサービスを運営する企業。セーフィーが提供するカメラのほか、監視カメラメーカー製のセーフィー対応ソフトが入ったカメラを利用できる。飲食・小売業では店舗の様子の確認やレジの監視などに使われる例が多かった。

 カメラで撮影した店舗内の映像には、店員や顧客の行動、モノの移動などの履歴が残っている。それを生産性向上に生かそうとした場合、改善すべき課題は店舗ごとに異なる。「人の滞在場所を示すヒートマップや顧客の男女比などを単純に出しても、生産性向上にはつながりにくい」とセーフィーの佐渡島隆平社長は指摘する。そこで定量評価に基づくコンサルティングで実績があるトリノ・ガーデンと組んで店舗ごとの着眼点を示せるようにした。サービスの価格は個別に見積もる。年間契約型のサービスとして提供する。