SUBARU(スバル)は2019年2月8日、米国で開幕した「シカゴオートショー」(一般公開日:2019年2月9~18日)で、全面改良した新型「レガシィ」セダンを発表した。1989年に発売したレガシィはデビュー30周年を迎え、今回の全面改良で7代目となる。米国仕様は、米国生産拠点Subaru of Indiana Automotiveで生産し、2019年秋ごろ発売する予定。

フルモデルチェンジした7代目レガシィ
(写真:スバル)
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 新型レガシィは、各部の剛性を高めた「Subaru Global Platform(SGP)」を採用した。超高張力鋼を13%増やし、構造用接着剤を371%増やしたほか、スバルとして初めて高剛性で軽量な2液性発泡材を使ったフロアクロスメンバーを採用した。これにより、以前のレガシィに使われていたプラットフォームと比べて、ねじり剛性とフロントサスペンションの剛性が70%向上し、リアのサブフレームの剛性は100%向上した。さらに、ボディ骨格を組み立ててからアウターパネルを溶接するフルインナーフレーム構造を初めて採用し、高剛性化と軽量化を両立した。ボディは従来モデルより前面および側面の衝撃吸収力を40%以上高め、室内の衝突保護性能を向上した。

軽量化と高剛性化を進めた新プラットフォーム
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 パワートレーンは、排気量2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンと、2.5L水平対向4気筒直噴エンジンの2種類を用意し、フル電子制御自動無段変速(CVT)「リニアトロニック」を組み合わせる。2.4Lエンジンは、最高出力が194kW(260hp)/5600rpm、最大トルクが376N・m/2000~4800rpm。燃費は市街地モードで10.2km/L、高速モードで13.6km/hと推定される。2.5Lエンジンは最高出力が136kW(182hp)/5800rpm、最大トルクが239N・m/4400rpm。推定燃費は市街地モードで11.5km/L、高速モードで14.9km/h。

11.6インチのフルHD縦型ディスプレイを備えた運転席
(写真・スバル)
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 最新のインフォテインメントシステムを採用し、11.6インチのフルHD縦型ディスプレイを備える。緊急通報などの安全機能に加え、Wi-Fiホットスポットやエンジンのリモートスタート機能など利便性を充実させたテレマティクスサービスを提供する。運転支援システム「アイサイト」は全車に標準装備する。米国仕様で初めて車線維持機能と先行車追従操舵制御を追加し、ドライバー監視システム「DriverFocus」などを組み合わせた。また、アイサイトの作動状態をフロントガラスにLEDで投影する「アイサイトアシストモニター」を採用した。