レノボ・ジャパンは2019年2月12日、企業向けのオンライン会議システム「ThinkSmart Hub 700」の発表会を開いた。マイクやスピーカーを備えたきょう体にパソコンやスマートフォンをつなぎ、誰でも簡単にオンライン会議を始めることができる。テレワークなどに活用して企業の働き方改革を推進する狙いだ。同年3月から出荷を始める。

オンライン会議システムの新製品「ThinkSmart Hub 700」
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 ThinkSmart Hub 700の直径は30センチメートルほど。「オーディオファーストで設計した」(レノボ・ジャパンの元嶋亮太コマーシャル事業部企画本部製品企画部プロダクトマネージャー)という円錐台のきょう体は、360度全方位で高品質な音声を聞くことができる。マイクやスピーカーのほか、人の出入りを検知する人感センサー、HDMIやUSBといった各種端子などを内蔵する。きょう体上部のタッチリングを使った直観的な操作方法や、会議の進行や接続端末の状態を一元管理するクラウドサービス「ThinkSmart コンソール」なども特徴という。

レノボ・ジャパンの元嶋亮太コマーシャル事業部企画本部製品企画部プロダクトマネージャーとデモの様子
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 パソコンやスマホに専用ソフト「スマートオフィスクライアント」をインストールしておけば、会議室に入った際にThinkSmart Hub 700が発する超音波を自動で検知してワンタップで会議に参加できる。有線か無線を問わずユーザーを簡単に追加したり画面を切り替えたりできるため、コンテンツを円滑に共有できるという。

 同社の調査によればオンライン会議に対する不満や問題点として、設定や操作が複雑、コンテンツを共有しにくい、音声がクリアでないといった点が上位に挙がったという。ThinkSmart Hub 700はこうした「日本企業が抱える不満を解決することを目指した」(元嶋プロダクトマネージャー)。

 価格は税別39万9000円で、1年間のソフトウエア利用ライセンス権が付随する。2年目以降はアップデートなどを含むソフトの利用権をサブスクリプション型で提供する。価格は「1台当たりひと月5000円ほどの予定」(元嶋プロダクトマネージャー)。オンライン会議ソフトは付属しない。出荷時は「Skype for Business」と「Zoom Video Communications」を利用できる。スマートオフィスクライアントはAndroid端末を利用できる。

レノボ・ジャパンのデビット・ベネット社長は、テレワーク制度があるにも関わらず有効活用できていない日本企業の実態を指摘する
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